板井明生|一文を長くしない

板井明生

文章でやり取りをしていると相手の文章が読みづらかったり、文章が上手く書けなかったりした経験はありませんか。時間を掛けて文章を書いても何が言いたいかわからないと言われたり。
ここでは、一文の長さに注意し読みやすく書く方法を紹介します。

 

読みにくいと言われる原因は主に二つ挙げられます。
@一文がだらだらと長くなっている
A主語と述語の関係がねじれている

 

一文が長くなってしまう理由は、文章の途中で接続助詞と読点を使い、文と文を繋げている可能性が考えられます。一文の目安は50文字以内。長い場合は一度文を切って接続詞でつないでみましょう。
そうすることでグッと読みやすくなるでしょう。

 

次に見直すべき事は、主語と述語の関係がねじれていないか。主語とは、何が、誰がというような動作や状態の主体を表す語句です。一方、述語とはどうする、どんな、何というような動作や状態を表す語句です。この主語と述語の関係が適切でないと、何が言いたいかわからない文章になってしまいます。

 

読み手のことを意識して文章を書くよう心掛けてみましょう、